今回は「華麗なる失敗事例」と称して、

購入したサイトを、あっという間に、ゴミくずにした事例をご紹介します。

 

余りの稚拙さに、笑ってしまいますが…

笑ってあげてください。

 

こちらはサイト売買仲間の事例です。

本人の許可を得て掲載しております。

 

始まりは極めて華麗に…

アフィリエイトサイトを運営していた知人。

 

複数サイト運営に興味をもっていたところで、

サイト売買の世界を知りました。

 

すぐに行動に移し、200万円ほどでサイトを購入。

 

しかも、サイト売買の仲介サイトを介さず、

欲しいと思ったサイトを、運営企業に直談判。

 

たまたまその企業はサイト売買の経験があり、

また、そのサイトを手放してもよいと思っていたため、

とんとん拍子で話は進み、契約に至りました。

 

利益の5年分の価格設定だったので、

価格が相場より高いと思いましたが、

本人には策がありました。

 

サイト概要は以下のとおりです。

 

ジャンル:腕時計の紹介サイト

売買価格:200万円

サイトの利益:3~4万円/月

ビジネスモデル:adsenseのみ

 

とにもかくにも、華麗な買いっぷりでした。

 

フィナーレはさらに華麗に…

サイトの収益源はadsenseのみでした。

知人は、このサイトにアフィリエイトリンクを貼ることで、

月の収益を10万円ほどにしました。

 

さらに収益を上げる見込みもあったようです。

 

ここまでは見事でした。

 

ところが、1ヶ月後…

 

圏外

 

サイトに膨大なアクセスを読んでいたビッグワードが、そろいもそろって皆、圏外へ。

 

原因はこれです。クリックすると、拡大されます。

 

yahoo

 

当時流行っていた、楽天やYahooのAPIを使って、

サイト内で大量の商品検索ができる機能を追加したこと。

もちろん、それぞれのリンクにアフィリエイトリンクが存在します。

 

アフィリエイトリンクを貼り過ぎたため、

サイトに対する検索エンジンの評価が急降下したのです。

ペナルティーではなく、アルゴリズムによって評価を下げられました。

 

アフィリエイトリンクを全て削除するも、元に戻らず・・・

売買後、すぐにフィナーレを迎えて、このサイトは華麗に散りました。

 

せめて、商品検索機能部分をnoindex設定するなり、

別ドメインに分離させるなりを実施すべきでした。

 

これは買い手側が自滅したケースです。

こんなことは滅多に・・・と思われるかもしれません。

しかし、売買の後に

「買い手がタイトルタグを変更した結果、順位を大幅に下げた」

事例も、実際に発生しています。

 

ちなみに、私もAPIを使ったアフィリエイトでは、

過去に同様に痛い目に合いました。

 

買い手側に適切なスキルがないと、

サイトという「資産」は瞬時に価値を失う可能性があるため、

不動産売買などよりも恐ろしいかもしれません。

 

 

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成功事例も公開しています。

まだ読まれていない方はこちらも目を通してみてください。

 

100万円でWEBサイト売買を試してみて分かったこと