以前こちらの記事でサイト売買の事例を紹介しました。

 

 

今回はおすすめのサイト売買仲介サービスをご紹介します。

「サイト 売買」で検索すると、サイト売買を仲介する会社がでてきますが、

そのなかからいくつかピックアップしました。

 

会議

 

 

1.サイトキャッチャー

公式ホームページ

 

少し前までは、サイト売買といえばサイトキャッチャー、と

思わせていたほどの有名な老舗サイトです。

サイト売買実績、国内ナンバー1。

株式会社Faber Company が運営しています。

 

主な特徴としては、

・案件が比較的多い

・売り手、あるいは買い手との交渉を自分自身で直接行う「直接交渉プラン」と
仲介担当者に相手との交渉をすべて任せる「仲介プラン」がある

・案件ごとに行政書士が契約書を無料で作成してくれる

・売買代金は、買い手からサイトキャッチャーがいったん預かり、
サイトの譲渡手続き完了後に、売り手に支払われる
(エスクローサービス)

といったところです。

 

サイトキャッチャーを通じて過去何回かサイトを購入しましたが、

やはりここは安心感があります。

事前審査をクリアした案件が掲載されており、

怪しいサイトは掲載前に突っぱねられています。

 

契約書の作成サービスやエスクローサービスなど、

かゆいところに手が届いているのも嬉しいです。

 

個人的には、仲介担当者の顔がサイト上みえていて、

かつ担当者と電話で話をしていても、対応が非常に良いのが気に入ってます。

 

購入を検討しているサイトについて聞くと、

担当者として把握できるかぎりのサイトの長所および短所を、的確に指摘してくれ、

「この人、かなり分かっているなぁ。」

と思うことが多いです。こういった安心感は重要です。

 

2.サイトストック

公式ホームページ

 

ここ最近、案件数を急激に伸ばしてきているのがサイトストックです。

株式会社サイトストックが運営しています。

 

主な特徴としては、

・案件が多い

・サイトキャッチャー同様に、「直接交渉プラン」と「仲介プラン」がある

・エスクローサービスがある

といったところです。

 

サイトキャッチャーとサービス面で大差はありません。

 

ただ、サイトキャッチャーの担当者の方が経験を積んでいる分、

担当者レベルではサイトキャッチャーがサイトストックをまだ上回っているかな、

と思います。

 

いずれにせよ、案件数が急激に伸びているので今後も要チェックのサービスです。

 

3.サイトM&A

公式ホームページ

 

サイトM&AはGMOグループが運営するサービスです。

大手が運営しているという意味では信頼感があります。

 

ただ、ここは非常に残念なことが2つあります。

 

1つ目は、売り手がサイトM&Aに仲介を依頼する場合、

他の仲介会社に依頼できないようになっています。

 

いわゆる専属契約です。

専属契約しているのは、私の知る限り、この会社だけかと思います。

 

売り手からしてみれば複数の仲介会社に依頼した方が、

多くの買い手にリーチできるので嬉しいです。

それが原因なのか、登録されている案件はかなり少ないです。

 

2つ目は、これはけっこう致命的なんですが、

売却価格の設定が高いです。

かなり強気です。

 

・高く設定して売れない

・減額して再掲載する

・それでも高くて売れない

・減額して再掲載する

 

というパターンが多いようで、

実際に新着案件をみても、「価格変更」で掲載されているものが目立ちます。

 

せっかく存在感はあるのに、仕組みが失敗しているとしか思えません…

運営側に何とか改善してもらいたいところです。

 

他にも以下のようなサービスがありますが、

案件数、案件の質、顧客対応などの面で、

サイトキャッチャーやサイトストックに比べてどうしても見劣りします。

 

今後に期待です。

 

・サイト楽市 

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・サイト売買屋.com

公式ホームページ

 

・サイトサクセス

公式ホームページ

 

何を基準にサービスを選ぶべきか?

これは人それぞれ考え方が違うところです。

 

私が重視しているのは大きく次の2点です。

・仲介者は信頼できるか?

・手数料は妥当か?

 

見積もり書と電卓

 

1点目は不動産の売買と共通していると思いますが、

仲介者が信頼できる人物でないと、変な案件をつかまされる可能性があります。

 

サイト売買では、売り手から仲介会社にサイトの情報が提示され、

仲介会社の担当者が最初にサイトを確認します。

 

この際に、仲介者の「目」が節穴だと、

欠陥のあるサイトがそのまま表にでてくることになります。

 

もちろん、欠陥があっても、そのことをきちんと把握して、

買い手に隠すことなく伝えることができれば問題ありません。

買い手は、そのリスクを把握したうえで、購入を検討すればいい話ですから。

 

ただ、欠陥を欠陥として把握できておらず、なおかつ、

買い手がそれに気付かず購入してしまった場合、取り返しがつかないことになります。

そうならないためにも信頼できる仲介者から買うことが大切です。

 

サイトによっては売り手と買い手を勝手に交渉させて、

仲介会社はほとんど関わらないところもありますが、

その場合は相当経験を積んでいないと成功するのは難しいでしょう。

 

サイトキャッチャーやサイトストックでも、

直接交渉プランでは、勝手に交渉することになりますが、

その場合でも担当者に意見を求めれば的確な回答を得ることができます。

 

2点目は手数料が妥当かどうかです。

仲介会社によって手数料は違います。

最低手数料を30万円に設定しているような会社もありますので、

そういった会社は少額案件を購入するには不向きです。

 

ある会社が扱っている案件は、別の会社でも扱っていることが多いので、

手数料があまりにも高い会社は避けましょう。

 

次回以降で手数料を比較してみたいと思います。