「サイトを売りにだすのって、なにか裏の事情がありますよね?」

 

サイト購入を検討している初心者の方からよく質問されます。

不動産投資など、他の投資と比較すると、サイト売買は回収期間が短いので、

「こんなに回収期間が短い投資は怪しい・・・」

という考えからです。

 

サイトを売却する理由

 

結論からいうと、表も裏もありません。

サイト運営はそれだけ不安定ということです。

日々、GRC(検索順位チェックツール)をまわしながら、

一喜一憂しているサイト運営者は多いはずです。

 

サイトが売却されるとき、通常は、

「事業整理のため」「別事業に注力するため」

といった文言が売却理由には並びます。

 

もちろん、実際のところは、もう少し深い理由があります。

この記事では、サイトが売却される理由について詳しくご紹介します。

 

サイトが売りにだされる理由は?

売りにだされる理由は様々ですが、とりえあえず7つほどピックアップしました。

よくある順に並べます。

 

1.売上を1年後も維持できるか微妙

検索結果で上位表示させるために、グレーなSEOを施している場合など、

売上を1年後も維持できるか微妙・・・と売主が判断するケースがあります。

であれば、まだ売上があるうちに、早めにキャッシュに変えておこうという訳です。

アフィリエイトサイトに多いケースです。

 

2.売上を立てられない

サイトを作ったものの売上を立てることができず撤退・・・というケースです。

サイト運営に限らず、ビジネス全般でそうですが、

「0(ゼロ)」から「1」の状態にもっていくのは難易度が高いです。

逆に「1」のものを「2」や「3」にするのは得意な人も多いです。

 

3.事業整理(事業撤退、事業転換)

表向きの事業整理ではなく、正真正銘の事業整理です。

サイト運営している人の多くは、リスク分散の意味も含め、複数のサイトを運営しています。

管理できるサイト数はどうしても限りがあるので、

収益性の低いサイトは売り払って、収益性の高いサイトに注力しようというケースです。

 

4.キャッシュが必要

これは深く突っ込むことができませんが・・・

どうしても現金が必要になった、という方が売りに出されることもあります。

ハイ、これ以上は何も言及できません。。

 

5.運営者の退社・引退

運営を任せていた人が退社することになったが、代わりの人材を確保できていない。

個人で運営していたが年齢的なこともあり引退する、といったケースです。

裏を返せば、代わりの人材がすぐに見つからない特殊なジャンルに見受けられます。

 

6.興味を失った

興味を失った・・・拍子抜けするかもしれませんが、本当にこういった理由もあります。

人ですから、同じことをずっとしていれば飽きますよね。。

 

7.サイト売却を事業としている

サイトを作成して、少し売上が立ったところで売却してキャッシュを得る。

これを事業として繰り返している方もいます。

ハイレベルなスキルをもっている方が、組織的に取り組まれています。

 

実際の売却では、ここに挙げた1つの理由だけではなく、

複数の理由が関係していることが多くあります。

 

購入する人が注意すべきケースは?

サイトを購入する人が注意すべきは、

「1.売上を1年後も維持できるか微妙・・・」のケースです。

 

サイトの過去の状態を確認したり、

過去および現在の被リンク状況を確認しておく必要があります。

 

参考までに、これらを確認するためのツールを紹介しておきます。

いずれも有名なものですので、ご存知の方は多いかと思います。

 

1.WAYBACK MACHINE

サイトの過去の状態を確認することができます。

wayback machine

https://archive.org/web/

 

2.ahrefs

サイトのリンク状況を確認することができます。

ahrefs

https://ja.ahrefs.com/

 

 

「1.売上を1年後も維持できるか微妙」のケースは、

危ないので手をだしてはいけないというわけではありません。

 

きちんと調査してリスクをある程度把握したうえで、

トライするならトライすればよいです。

 

リスクを知らずに挑戦するのは無謀と言っているだけです。

 

ちなみに以前こちらの記事で紹介した購入サイトも、まさに

「1.売上を1年後も維持できるか微妙」のケースでした。

放置していますが、先月も10万円弱稼いでくれています。

 

100万円でWEBサイト売買を試してみて分かったこと

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ツイッターやっています。もしよかったら、フォローしてください。