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サイト売買で詐欺にあわないためには?

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サイト売買では、買い手がサイトを購入し、実際に運用を開始したところで、
「購入前に聞いていた売上や利益を大きく下回っている」
「アクセス数が事前に聞いていた数値より大幅に少ない」

といった問題が発生することがあります。

詐欺

季節商品を扱っているサイトなどでは、時期によって大きく数字が変化することは当然あります。しかし、そういった類の話ではなく、買い手を騙そうと、売り手が故意に売上や利益の数字を偽ることがあります。

言うまでもなく、これは立派な詐欺です。
残念なことに、売り手のなかに詐欺を働こうとする人も混じっているのが、サイト売買の現実です。

では、こういった詐欺に合わないためにはどうすればよいのでしょうか?

有効な対策の一つとして、「検収期間」をきちんと設定することが挙げられます。
「検収期間」を設定すれば詐欺に合う可能性を大きく下げることができます。ただし、可能性をゼロにできるわけではありませんのでご留意ください。

詳しく説明します。

検収期間を設定する

サイト売買では、買い手がサイトを譲り受けた後、売り手に代金が支払われるまでに数日から1週間程度の期間を設け、買い手がサイトの状況を確認できるようにすることができます。
この期間を「検収期間」といい、1週間前後を目安として設定します。

検収

検収は、システム開発などの仕事でも、よくおこなわれる行為です。
開発されたシステムが依頼者の要求をきちんと満たしているか確認するため、納品後に、依頼者がシステムの動作を確認する期間を設けます。
確認の結果、OKであれば、代金が開発者に支払われるわけです。

ただし、これが成立するのは、お金を支払う側とお金を受け取る側に、すでにある程度の信頼関係が成立していることが前提になります。

サイト売買では、顔も知らないもの同士が取引するケースが多いため、単純に検収期間を設けると、売り手が不利になりかねません。

売り手からすると、サーバーのID・パスワードなど、サイト運営に関するすべてのアカウント情報を公開し、アクセスログなども共有したにも関わらず、買い手から代金が支払われないといったリスクがあるわけです。

こういった状況を回避するため、多くのサイト売買仲介会社では、一時的に買い手から仲介会社が代金を預かる「エスクローサービス」が用意されています。検収結果がOKであれば、仲介会社から売り手に速やかに代金が支払われます。一方、検収結果がNGであれば、仲介会社から買い手に代金が戻されるわけです。

検収期間中は、アクセスログを日々確認するのはもちろん、買い手自らがサイト運用をおこない、そのなかで取引先や顧客を実際に確認していく必要があります。
譲渡後も取引先との連絡を売り手に任せていると、いざ自分自身が取引先に連絡をとろうとしたときに売り手ともども連絡がとれなくなった、といったことも発生しえます。

アフィリエイトサイトの場合は、ASPの管理画面で売上が本当に発生しているのか確認すればよいので比較的簡単です。

検収期間は延長あり!?

これはアフィリエイトサイトの売買で実際にあった事例ですが、毎月一定額の売上のあったサイトが譲渡されましたが、1週間の検収期間中に全く売上があがってきませんでした。
当然、買い手は代金の返還と、契約の解除を求めました。

売上

一方、売り手に相手を騙そうとしている意思はまったくみえず、売り手はASP会社と連絡をとり、必死に原因を探っていました。

そこで、検収期間をさらに1週間延長して様子をみたところ、売上があがってきて、最終的に売買が成立しました。

この件は、売り手にとって不幸だったのですが、たまたまこの検収期間中にASP側のシステムに不具合が発生していたため、買い手が売上の発生を確認することができなかったのです。

この事例のように、もし検収期間中に問題が発生したのであれば、さらに検収期間を延長することで問題を見極めていくことも有効なわけです。


ここまで検収期間について説明しましたが、詐欺に合わないようにするためには検収期間を設けることが一つの有効な対策になります。
ただし、検収期間を設けることで完全に詐欺から身を守れるわけではありません。

検収期間を設置しても問題は発生する!?

検収期間を設けることで対策できる問題は、あくまでも検収期間中に買い手が発見できる問題についてだけです。検収期間を設ければ、どのような問題も未然に察知できるわけではありません。

例えば、購入するまでは、特定のキーワードで検索順位が1ページ目の上位にあったサイトが、検収を終えた後しばらくして、2ページ目以降まで順位下落した、といったケースがあります。

そのキーワードが売上に直結するキーワードであったなら、順位変動にあわせて、売上も減少してしまいます。このケースはどう考えるべきでしょうか?売り手に責任があるといえるでしょうか?

結論からいうと、この判断はかなり難しいです。
検索順位を決めるのはGoogleのアルゴリズムであり、アルゴリズムに変更があれば順位が変更することは十分ありうる話だからです。

ただし、サイト譲渡後に、そのサイトに対して貼られていた他サイトからのリンクを売り手が意図的に外したのであれば、それは売り手に責任を問うことができます。
リンクを外したことがサイトの順位変動に影響を与えた可能性が高いからです。
もちろん、売り手に責任を問うためには、譲渡時の契約でサイトへのリンクを維持しておくことを明記しておく必要があります。

このような検収終了後に検索順位が大きく変動したケースは、検収期間を設けても検知できるものではないため、契約書等で個別に対応していく必要があります。
不測の事態に備えて、契約書でしっかり条件を明記しておくことも、買い手のリスクを軽減するために非常に重要です。

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