サイトの売り時はいつ?ベストな売却タイミングは?

「サイトを売ろうと思っているのだけど、いつ売るのが良いか分からない。」
「まだ伸びるかもしれないし、今売ると損するかもしれない。」
サイトの売却を考えている方に共通する悩みです。
今回はサイトの「売り時」について説明します。
売却にベストなタイミングは分からない
結論からいうと、サイトの売却にベストなタイミングは分からないものです。
過去を振り返ってみて、あのタイミングで売っておけばよかった、と言うことは誰にでもできます。
しかし、現在進行形で、まさに「いま」運営しているサイトの売り時がいつかなど誰にも正確には分からないものです。
飽きたときが売り時
ではいつ売ればよいのか?
その回答は、サイト運営に飽きたときです。
以前Twitterでもこうつぶやいています。
サイトの売り時は本当に難しい。外部環境がいつどのように変わるかなんて誰にも正確に予想できない。なので、自分が相談されたときに回答してるのは「飽きたときが売り時」。サイトに限らず事業が伸びるかどうかの肝は、事業主の情熱だと思うので。
— マーケターZ (@marketer_z) February 3, 2020
サイト運営は外部環境に大きく左右されます。
検索に依存したサイトであれば、Googleのアルゴリズム次第で、売上が増えることもあれば減ることもあります。
Googleがいつどのようなアルゴリズム変更をおこなうかは、Google以外誰も知るすべはありません。
ある日突然、自分と同じジャンルにリソース潤沢な大手企業が参入してくることもあります。
こういった外部環境の変化は、あらかじめ正確に予想することは不可能です。
予想できない外部環境について悩むよりも、「自身が今後もサイト運営に対して情熱を持ち続けることができるか?」を自問した方がよいと考えています。
サイトが今後も発展するかどうかの大きな鍵をにぎっているのは、間違いなくサイト運営者自身です。
サイト運営者の情熱がなくなれば、サービスやコンテンツが充実することは期待できず、むしろ必要なメンテナンスすらされずにサイトは放置され、廃れていく可能性が高くなります。これまで、実際にそういったサイトを数多く見てきました。
そのような状態に陥った後にサイトを売ろうとしても、そのサイトからはもう魅力が失われているものです。
運営者も一人の人間です。一つのことに長い時間取り組んでいると、どうしても飽きがきます。
「このサイトはもう飽きたなぁ」
「いまはまだ大丈夫だけど、そろそろ飽きそう」
と感じているときこそが売り時だと考えています。